国際草の根交流センターオフィシャルサイト

アトランタ大会パンフレットPDF
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アトランタからのメッセージ

アトランタ市長 KASIM REED カシム・リード

アトランタ市長として、2016年日米草の根交流サミット大会へ参加される皆さまを心から歓迎いたします。また、あらゆる年齢層の方々が参加されるこの大会に敬意を表します。草の根の友好を深めるこの一週間の交流プログラムは、米国と日本の文化的な結びつきと、両国の平和的関係を強固とすることでしょう。
アトランタは誇り高き国際都市です。マーティン・L・キング・ジュニア・センター、ジョージア水族館、ワールド・オブ・コカ・コーラ、CNNセンター、オリンピック公園、公民権・人権センターなど、アトランタが皆さまに誇りを持ってご提供する数え切れないほどのアトラクションをお楽しみください。
南部の手厚いおもてなしを感じていただき、美味しい食事を共にして、豊かで多様な私どもの伝統を楽しんでいただきたく、アトランタ市民の一員として、皆さまのご訪問をお待ちしております。

ジョージア日米協会会長 ROBERT JOHNSON ロバート・ジョンソン

ジョージア日米協会の会長として、また日米草の根交流サミット2016の執行役員として、皆様を歓迎申し上げます。
参加される皆様も私達も、CIEによって長年継続されてきた草の根交流サミットの恩恵を受けることでしょう。皆様がこの大会に参加されることは、世界平和の促進という大きな使命の一部となることだと私は考えます。大会を通じて相互理解を深め、日米の私達が持つ共通の価値観、多様性を祝したいと思います。
皆様全員に、ここジョージア州アトランタ市とその周辺地域でのご滞在・ご体験が、もっとも思い出深いものになることをお約束いたします。ジョージア州知事、アトランタ市長、また皆様をお迎えする各市のボランティア達とともに、皆様のお越しをお待ち申し上げます。

日米草の根交流サミット大会ってなに?

CIEが毎年日本とアメリカで交互に開催している約一週間の交流イベントで、広域アトランタ大会で26回を数えます。第26回大会は、CIEとアトランタに本拠を置くジョージア日米協会との協力で運営されます。

「大会の4つの特徴」

1 年齢、職業などに関わりなく誰でも参加できる!

2 英語レベルは関係なし!

3 ホテル3泊+ホームステイ3泊。温かな交流を体験!

4 日本全国からの参加者とも友達になれる!

公益財団法人
ジョン万次郎ホイットフィールド記念
国際草の根交流センター(CIE)

CIEは、ジョン万次郎と彼を救助し米国で教育の機会を与えたホイットフィールド船長、また彼らの子孫の175年間継続する友情を原点に、日米の市民が相互理解と親交を深め、友情を育む「草の根交流」を促進しています。

日米草の根交流サミット大会は25年つづいており、参加者が43,000人を超えています。

オープニング式典と歓迎レセプション

日本からの参加者、開催地の来賓者、ボランティアなど運営に携わる方などが参加。歓迎の挨拶や講演などで構成される式典の後、歓迎レセプション(パーティー)で大会開始を祝います。

地域分科会

いくつかの地域に分かれて、それぞれ個性あふれる3泊4日の分科会に参加。この期間はホームステイですので、ホストファミリーやボランティアとじっくり生活レベルで草の根交流を深めることができます。

クロージング式典とフェアウェル・パーティー

ホストファミリーや、全ての関係者が参加する締めのプログラム。ここでしばしのお別れとなりますが、本当の交流はここからがスタートです。※希望する方は、大会後のプログラム(ポスト・サミット・オプショナル・プログラム)にも参加可能です。

ATLANTA SCHEDULE

南部の中心的近代都市

アトランタは南部最大の商業都市。コカ・コーラやCNNなど、自由の国アメリカを象徴するような企業が集中しています。
歴史を遡れば、「風と共に去りぬ」で知られるように、かつては綿花の一大生産地であり、南北戦争の激戦地でもありました。20世紀中頃には、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師が公民権運動を展開した地としても知られています。今も、アメリカの祝日キング牧師デーには、毎年大統領が墓前に献花に訪れます。
加えて、南部独特の暖かな気候は、緑をさらに濃くし、ストーン・マウンテンやチャタフーチー川を美しく彩っています。他のアメリカの町とは異なるエネルギーに満ちたアトランタとその周辺都市で、南部の心温まる「サザン・ホスピタリティ」を、草の根サミットを通して感じてください。

ATLANTA DATA

サミット大会日程

オープニングはフォックス劇場で!

オープニングはフォックス劇場で!

オープニング式典と歓迎レセプションの会場は、歴史的建造物として登録されているフォックス劇場(FOX Theater)に決定しました。古代エジプトとイスラム文化が混合したような、魅力的かつ異国情緒たっぷりの建物です。
この劇場が建てられたのは1929年。このような異彩を放つデザインになった背景には、当時のエジプトブームがあります。遡ること1922年、イギリスのカーナヴォン卿の支援を受け、考古学者のハワード・カーターがエジプトでツタンカーメン王の墓を発見すると、世界中で大きな話題となりました。しかし、墓の公開直後にカーナヴォン卿が急死したのをはじめ、その後次々に発掘関係者が不遇な死を遂げ、「王家の呪い」伝説が世界をかけ巡りました。フォックス劇場は、このブームにのって、エジプト調の内装、そしてモスクの尖塔を持つイスラム調の概観をもつ斬新なデザインとなりました。その後、紆余曲折を経ながらも、ミュージカルやオペラ、映画、コンサートなど、数々の芸術の舞台となり、今日までアトランタ市民に愛され続けています。この劇場は、お泊まりいただくホテル、ザ・ジョージアン・テラスの真正面に建っています。

クロージング特典・フェアウェル・パーティー

クロージングはストーン・マウンテンで!

クロージング式典とフェアウェル・パーティーは、大自然の中で行う予定です。アトランタ中心部から北東へ車で約20分。巨大な花崗岩、ストーン・マウンテンが出現します。マウンテン(山)の名称が付いているものの、実は一枚岩で、地上に出ているのは全体のわずか1%にしかすぎません。それでも、その1%の巨大さに圧倒されることでしょう。その岩の側面には、50年かけて掘り込まれた南北戦争の南軍の英雄3名の巨大なレリーフ(彫刻)があります。
クロージング式典とパーティーは、そのレリーフの真ん前、公園の広大な芝生の上で開催予定です。式典の前には、ストーン・マウンテンにロープウェイで登っていただいたり、あるいはレリーフに関する展示があるメモリアル・ホール、1870年代の町並みを再現したクロスロードなどもお楽しみいただけます。雄大な自然の中で、ホストファミリーと最後の時間をお過ごしいただきます。